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塗り

postheadericon 身近なワックス

フローリングのピカピカを維持するのに代表的なものは、床ワックスとフロアコーティングですが、まずは、身近な床ワックスのお話から。

床ワックスの役割は、なんといっても、見た目の美しさです。見るからに光沢が出てピカピカになります。フローリングの表面には、目に見えない凹凸があるのですが、これをワックスが滑らかな平面にすることで、光が均等に反射するようになるため、こういった効果が見られます。
そして、表面に、ワックスの膜を作ることで、キズや汚れを防ぎ、フローリングを保護する効果も得られます。

床ワックスにも、いくつかの種類があります。
日本に入ってきた昭和19年ごろの主流は、ロウのワックスでした。最近でも、蜜ロウワックスが、天然成分で赤ちゃんのいる家にも安心、ということで人気です。
ただ、ロウは柔らかいため、強度と耐久性に難があり、無垢材にはいいのですが、フローリングには不向きという声もあります。

現在の主流は、樹脂のワックスです。
アクリル樹脂のものと、ウレタン樹脂のものがありますが、このうちフローリングに適しているのは、ウレタン樹脂のものです。
ウレタン樹脂は少し塗りづらいと感じるところもありますが、耐久性があります。硬さも充分にありながら、弾力性もあるというスグレモノです。
アクリル樹脂のほうは、塗りやすいのですが、耐久性がウレタンより劣ります。硬さがあるため柔軟性が充分ではないため、フローリングには不向きと言われています。

他に、油のワックスもありますが、これは、塗装されていない無垢材に対して使うものなので、フローリングに使用するものではありません。

ワックスをもし塗らずに暮らしていたら、どうなるでしょうか。
毎日家族が行き交う床は、歩く時の摩擦やものを落とした時の衝撃により、目に見える形ではなくても、徐々に傷ついていきます。
5~8年もすれば、ひび割れのようなものも発生し、そこに汚れが入り込み、見た目も悪くなっていきます。
こうしたことを防ぐ意味でも、フローリングに対するケアが必要なのです。

ワックスがけの手順は、まず、掃除をしてゴミやホコリを取り除きます。床用洗剤や、それがなければ水拭きするのも効果的です。
そしてワックスがけです。液体の場合は規定量をたらし、布やワイパーなどで塗り広げます。フローリングの板目に沿って拭けば、より美しい仕上がりになるでしょう。
塗り終わったら30分ほど乾かして・・2度塗りすれば更にきれいになりますが、これはお好みで。

フローリング上のものを全て退けて、かがんで拭いていくので、大変な作業ではあります。
しかし、こんなに大変な思いをして部屋中を拭いても、床ワックスの効果は6か月ほどでなくなるので、6か月に1度は塗り重ね、更に、5年に1度は、残っているワックスを剥離剤できれいにとってまた塗る、という塗り直しが必要です。
最近では、立ったままワックスがけができる、シートにワックスを染み込ませて、それをワイパーに付けて拭く、といった商品も出ていますが、それでも大変だと思う人は・・フロアコーティングという手段もあるのです。

ワックス

postheadericon 高い効果と耐用年数

塗り重ね、塗り直しが必要な床ワックスと違い、フロアコーティングは、耐用年数が格段に長いので、種類を選べば、建て替えや引っ越しまで塗り直しの必要もなく、フローリングを保護してくれるという、実にありがたいものです。

種類を選べば、ということですが、フロアコーティングにもいくつか種類があります。

まず、ウレタンコーティング。
比較的安価で施工できますが、密着が弱めで、耐用年数は5~10年ほど。水性と油性がありますが、油性は再施工も難しいです。水性ウレタンであれば再施工もできますが、ペットのアンモニアに弱いという性質があります。

シリコンコーティングは、密着度が高く、耐用年数は10~20年ほど。硬いだけでなく柔軟性もあり、再施工もできます。撥水効果も優れています。

ガラスコーティングの耐用年数は桁違いで、20年以上のハードコーティングです。
フローリングは木ですから、機構によって膨張したり収縮したりしますが、ガラスコーティングは優れた耐屈曲性を誇っているため、フローリングの変化にも柔軟に対応します。
酸化や紫外線の影響も受けにくいという特徴があります。ただ、耐用年数が桁違いなら、費用も桁違いというのが痛いところですが、それを補って余りある性能だということは言えるでしょう。